前職は臨床検査技師
2015年 エンバーマーライセンス取得
2019年 厚生労働省認定エンバーマー講習修了
2021年 スーパーバイザー認定
サブマネージャー
臨床検査技師
IFSA認定エンバーマー
IFSA認定スーパーバイザー
IFSA認定技術管理者・業務管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
有機溶剤作業主任者
幼い頃から人の心に寄り添える人間になりたいという漠然とした思いがあり医療従事者として働いていましたが、祖父の葬儀の際、その表情が自分の中の祖父と異なる気がして死を実感できないという経験をしました。
「最期の顔として思い出すのは棺で休んでいるときの顔」とは私の場合まさにその通りで、たくさんの思い出があるのになんとなく思い出す祖父はいつもその顔となり、そんなものなのかなと思っていた頃にエンバーマーという職を知りました。
グリーフケアという言葉もその中で知り、自分のやりたいことはこれかもしれないと思いエンバーマーを志しました。
施術においても、日々の業務においても積極的傾聴をモットーにご家族のご希望・ご期待にそえるようどんなことも聞き逃さず見逃さず、常に最善を尽くせるよう意識しています。
また、エンバーマーがご家族とお話する機会は少ないため、ご家族と直接お会いすることの多い、ご依頼を受けてくる担当者、故人を送り迎えする搬送者、式を執り行う施行者等、自分の仕事に関わる全てのスタッフと柔軟なコミュニケーションがとれるよう、感謝の気持ちを忘れず仕事をするよう心掛けています。
個人としての目標はこの世界に入った時からずっと「優しいエンバーマーになる」です。
安心して仕事を任せてもらえるよう、思いやりを持って最良の選択ができるよう、知識と技術を高めていきたいです。
大きな目標としてエンバーミングの知名度を上げたいというものもありますが、いちエンバーマーの自分にできることはまず「やってよかった」と思っていただける施術を行い続けることかと思うので、持ちうるすべてとその想いを後進育成で伝えつつ、心を込めて日々の施術を行っていきたいと思っています。