お客様の声

2024.09.25

家族の気持ちに寄り添った、夫らしい送り方

コンピュータのシステムを構築する会社に勤務し、定年まで勤め上げた夫。在職中は部下や後輩を大切にし、間違ったことに対しては相手が上司であっても真正面から意見をぶつける正義感の強い人でした。一方、毎週日曜日には家族をボウリング場やお気に入りの喫茶店へ連れて行ってくれ、2人の娘たちにはチョコレートパフェを振る舞ってくれる家族思いの優しい人でもありました。娘たちがそれぞれ家庭を持つと、4人の孫たちを遊園地に連れていき、園内の観光牧場でソフトクリームを一人1つずつ食べさせることが定番になっていました。
 若い頃はゴルフに熱中し、年を重ねても太極拳や4段の腕前を持つスポーツ吹矢で体の鍛錬を怠らなかった夫。家族からの還暦祝いのプレゼントにマウンテンバイクを希望し、遠くまでサイクリングへ出掛けるほど元気なシニアライフを送っていましたが、感染症を発症したことで病院に救急搬送されました。入院中に敗血症も併発して85歳で生涯を終えました。
夫はサン・ライフとは別の会社の会員に、私はサン・ライフメンバーズにそれぞれ加入。春先に花見へ行った際に偶然サン・ライフのホールの場所を知り、きれいな桜に囲まれた雰囲気がとても強く印象に残っていました。桜が好きだった夫が亡くなった時にホールのことを思い出し、何か運命の糸に導かれた気がしてサン・ライフに連絡しました。

いつもの表情の夫と もう少し一緒に過ごしたかった

お打ち合わせを担当された村本さんは、伝統的な葬儀を希望する私たちの要望に一つひとつ丁寧に対応。村本さんが勧めてくれたエンバーミングのことは名前を知っている程度の認識しかなかったのですが、暑い時季でも自然な状態を保つ夫の姿を目の当たりにしてその効果を実感。自宅で1週間ほど夫を休ませましたが、いつもの表情で眠る夫ともう少し一緒に過ごしたいと思ったほどです。

人柄が目に浮かぶような葬儀に

葬儀は身内のみ12名が会葬。担当の出村さんが心を尽くした進行に務めてくれ、夫の人柄が目に浮かぶような素敵な家族葬にしてくれました。会場に入った時、夫が打ち込んでいたスポーツ吹矢の大会の様子をマネキンで表現した展示にビックリしました。また、祭壇周りの花々と一緒に夫が自宅の庭で育てたザクロも飾ってくれた計らいにも感激。さらに、好物だったステーキや大きなスイカを霊前に供えてくれた心遣いも嬉しかったです。昔ながらの送り方として、お風呂好きだった夫のために体を清める湯灌(ゆかん)の儀式を行ったのですが、入院中は思うように入浴できなかったため、夫もきっと喜んでくれたことでしょう。
亡くなってからも、愛する夫・父親の存在を大切にしたいという私たち家族の想いにしっかりと応えてくださり、皆様の寄り添いが十分に感じられる素晴らしい葬儀でした。ありがとうございました。
東京都町田市在住 大竹様

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