電気工事関連の企業に定年まで勤めた父は、几帳面な性格でマイペースな人でした。釣りが好きで、私が子どもの頃は近所の川にフナ釣りに連れて行ってくれました。また海で釣ってきた魚を自ら捌いて家族に振る舞うなど手先が器用でした。
15年程前に心筋梗塞で倒れ救急車で運ばれたものの、手術により一命をとりとめました。その後は無事に暮らしていましたが、再び病院で検査した結果、肺ガンが見つかり、闘病を続けましたが82歳でその生涯を閉じました。
父が生前の時からもしものことに備え式場を探す中で、駅から近くて交通の便が良いサン・ライフのホールがベストだと感じ、父の葬儀を依頼することにしました。遠方から来る親族にも負担をかけることなく参列してもらうことができました。
打ち合わせを担当していただいた照井さんは、慣れない葬儀のことでどうしたらいいか戸惑う私たち家族に様々なご提案をしてくれました。おかげで、とてもスムーズに父の見送りを進めることができました。亡くなってから葬儀まで少し期間があったため、故人の身体を衛生的に美しく保全できるエンバーミングを依頼。エンバーミング後の父の体や表情は元気な頃と変わらず、依頼して良かったと感じることができました。
また式を担当していただいた八島さんは、ベテランらしい安心感のある方で、私たち家族が困っていることに的確に答えていただき、大変心強く感じました。父の昔の写真を何枚か選んで手渡したところ、その写真を使ってスライドショーのような映像を制作し、式当日の会場で流していただきました。その映像は素晴らしい出来栄えで、すごいサービスだなと感激しました。 また、父の好物を聞かれ、毎日ピーナッツクリームの菓子パンを食べていたことを話したところ、わざわざその商品を用意していただき、父に手向けることができました。また、ビールが好きだった父のために、スタッフの方がビールを用意してくださいました。闘病の為、晩年はノンアルコールビールばかりでしたが、お供えとしてだけでなく、末期の水として本物のビールを父の口元に含ませてあげることができ、本人も喜んでいたと思います。
照井さんや八島さんを始めサン・ライフのスタッフの皆さんは細かい心遣いができる方ばかりで、父の見送りを安心して行うことができて感謝しています。
神奈川県伊勢原市在住 宗行信和様