お客様の声

2022.10.04

真心の寄り添いに、感謝の言葉を贈ります

 戦中戦後を生き抜き、人一倍我慢強かった私の母。自分の楽しみは後回しにして、父や私たちのことを最優先に、しっかりと家庭を支えてくれる昔気質の女性でした。9年前に父が亡くなり、これからは母自身の自由な時間を過ごして長生きして欲しいと、家族で話し合ったりもしていたのですが、以降もこれといった趣味を持つこともなく、ひ孫の成長を楽しみにしながら家庭第一で私たちのことを支え続けてくれました。

 そんな母が高熱に見舞われ、病院に連れて行ったのは1年ほど前のこと。日頃から内臓が丈夫だったため、当初は新型コロナウイルス感染症を心配したのですが、検査の結果、大腸ガンが発覚し、余命3~6カ月を告知されました。これまで家族のために尽くしてくれた母を自宅でしっかり見送る覚悟を私なりに固めて看病に努めたのですが、「これ以上、家族の手を掛けさせたくない」という母の優しさからでしょうか、秋を迎えた頃に母自身が入院を希望。訪問診療でお世話になっていたお医者さんの紹介で終末医療の病院を紹介してもらい、入院した1カ月半後、眠るように息を引き取りました。85歳でした。

 

まるで眠っているかのような表情で休む母の姿

 サン・ライフのホールは自宅からも近く、他家の葬儀に参列したこともあって以前から知っていました。実は葬儀を依頼にあたり、他社にも問い合わせて比較検討したのですが、安置室の充実が決め手となりサン・ライフにお願いすることにしました。母は真夜中に亡くなったのですが、スタッフの東山さんが病院まですぐに迎えに来てくれ、とても丁寧に対応いただきました。病院からサン・ライフのホールへ向かう途中、自宅の前まで立ち寄ってくれた計らいには思わず感激してしまいました。母の体を衛生的に長期保全してくれるエンバーミングのことは、葬儀のことを説明してくれたスタッフの柳川さんから詳しく聞きました。以前、父を見送った際には夏場だったこともあり、ドライアイスによる遺体保全で顔色が変わってしまっていましたが、エンバーミングを行った母は、眠っているような自然な表情で出棺までの6日間を休ませてあげることができました。個室の安置室ということもあり、近くに住む親族も自由にお参りができたことも良かったです。

 

好物や思い出の写真とともにお別れ

 葬儀は15名ほどの近親者のみで実施。1日葬でしたが、貸切の広々とした家族葬ホールを用意してくれましたので、安心して母を見送ることができました。葬儀を担当してくれた髙倉さんは、色々な場面で温かく対応し、不安で落ち込みがちな私たちをしっかりフォローしてくれて感謝の言葉しかありません。簡単な聞き取りをもとにライターの方がまとめてくれた会葬礼状は、私自身が号泣してしまうほど素晴らしい文面でした。他にも母の好物だったカニの握り寿司やあんこのお団子などを霊前に供えていただいたり、家族での思い出の写真をパネルにして展示していただいたりと、スタッフの皆さんのお心遣いに親族一同で感動を覚えました。また、母が生前に好きだった玉子丼を火葬場で振舞っていただいた時は、「ここまでやってくれるのか」と、本当にビックリしました。お世辞抜きで、全てにおいてプロの仕事を実感させられました。何よりも故人を「主役」にし、私たち遺族にもしっかり寄り添ってくれるサン・ライフのスタッフに心から感謝の言葉を贈りたいと思います。ありがとうございました。

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